
卒業式
娘の卒業式
昨日は、上の娘の大学の卒業式。コロナ禍で学校へ通うのも週1回などの時もあったけれど、無事に卒業ができてホッとした。
一昨日のようなあいにくのお天気にもならず、袴の写真が送られてきた時は、感慨深いものがあった。
保護者は卒業式に行ってもある程度の人数は会場に入れたらしいが、行かない保護者も多いそうで、お友達と最後にゆっくりとして欲しいのもあり、行かないことにした。
袴事情と『はいからさんが通る』
最近の袴は、色のバリエーションがとにかく豊富で、モダン、古典、レトロなど色々あるが、ベージュやグレーといったくすみ色が人気なのかよく見るようになった。
ベーシックな「はいからさんが通る」に出てくる花村紅緒さんのような装いもやっぱり可愛いと思ってしまう。懐かしい。紅緒さん、大好きだったな。
テレビで放送していた時は、最終話まで放送せずに終わっっていた記憶があったので、急に結末が気になって、あらすじを知りたくなった。
紅緒さんの周りの幼馴染の蘭丸、親友の環、車屋の牛五郎、そして少尉。。。読んでいて懐かしくなった。
牛五郎の人力車を引く時の「ありゃよ〰〰」の掛け声が好きだった。少尉も背が高くてカッコ良かったけど、個人的には少尉の部下の鬼島が好きだったな。顔に十字架の傷があって、当時の声優だった方の声もカッコよくて、本当に毎回楽しみにしていた漫画だった。
話が逸れてしまったけれど、袴に編み上げブーツのスタイルが人気なのは、紅緒さんの袴姿に編み上げのブーツというのが今も根強く残ってる要因の一つだと聞いた。
草履も可愛いけれど、ハイウエストの袴には、編み上げブーツで踵があるのを履いた方がバランスも取れるし、背筋も伸びてスッキリ感じられる。
家族写真
娘は背が高くブーツを履いたら170センチ近くなっていた。先月、前撮りをし、ついでに家族写真も撮り(下の娘に懇願された)、主人が娘の横に並んだが、隣に並びたくないと言っていた。何故かというと、歳をとってシワや体型など昔と変わってしまった自分と、一番輝いている時期の娘とを比べていたからだ。
と思わず返す。
七五三の時の家族写真を思い出し、変わってしまった自分に落ち込んでいるのは、実際は主人より私の方だった。今回は娘の引き立て役、歳をとっていくんだからしょうがない、もっと未来に撮る写真よりはマシなはず。
残しておける時に写真が撮れて良かった、とプラスな事を考えていて、異様に疲れた笑
それでも、卒業式を終え、来月から社会人になる娘に、あと何年寄って行けるのかとふと考えてしまった。
ロシアのウクライナ侵攻や、毎日色々な出来事が各地で起こっている。少しのことで一喜一憂していることが平和なことなんだと改めて気付かされる。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

